電気ショッカーボートによる特定外来魚の 調査駆除のお知らせ

場所  大崎市古川化女沼

実施日 平成30317()318日(日)2日間

※雨天の場合 予備日として319(月)

目的

ラムサール条約湿地に登録されている化女沼は、自然環境にも大変恵まれており動植物の貴重な生息場所になっています。ところが近年、外部から沼にブラックバスやブル-ギルなどの外来魚が持ち込まれその数が増え今やその割合は8割以上にのぼります。それに伴い従来生息していたフナやモツゴ、クチボソ、オイカワ、ドジョウ、ジュズカケハゼなどの在来魚の数が激減しているのが現状です。そこで化女沼の現状を調査・把握すると共に、本来の豊かな自然環境と生態系を取り戻す為に特定外来魚(オオクチバス・ブルーギル)を駆除する事を目的とし試験研究及び調査駆除を実施します。

  • 電気ショッカーボートとは

ボート先端に取り付けた電極ワイヤから数百ボルトの電気を周囲2~3メートルの水中に流しながら岸沿いを周回し、感電した特定外来魚を網で捕獲。在来魚も一緒に感電し気絶しますが、捕獲しなければ自然に回復するため、沼の生態系に影響を与えることなく特定外来魚のみを選んで捕獲・駆除することが可能です。

 

※H25年度に化女沼でも一度試験的に電気ショッカーボートを導入し調査駆除を行いま

 したが、その時に気絶した在来魚を一部捕獲調査しましたが、回復し在来魚に対しての影響が問題ないことを確認しております。

  • 当日の電気ショッカーを用いた調査方法

化女沼の沼岸を中心に電気ショッカーボートにより1周して調査駆除を行う。

 

化女沼で釣りをされる方へ

電気ショッカーボート航行実施日における協力及び注意事項

作業のため、釣りをされている場所の近くを航行することもありますが、航行する前に拡声器で注意喚起させて頂きますので、沼岸から離れて頂きますようご協力お願い致します。

安全には十分に配慮して実施しますので、ご理解とご協力をよろしくお願いします。