埋蔵金伝説

あるとき近くに住む農夫が馬を連れて草刈りに出かけました。その日どうしたことか、馬が何に驚いたのか手綱を振り切って家に逃げ帰りました。農夫が家に帰ってみると、厩に静かにしていた馬を見て驚きました。馬の足にはべったりと漆がついているではありませんか。長者様の埋蔵金と直感して馬の蹄をたどってみましたが、探し当てることは出来ませんでした。

「朝日さし 夕日輝くその下に 漆 万杯 黄金 億 億」